スポーツ安全指導推進機構/格闘技医学会

スポーツの安全情報、医学情報を発信。

2020-01-01から1年間の記事一覧

「障がい者スポーツ」の「障がい者」が外され、真の「スポーツ」となるために。 樋口 幸治氏インタビュー

・スポーツ経験と内臓への影響とは? ・パラスポーツは正解の無い世界 ・スポーツ障害が及ぼす心の傷 ・ジュニアスポーツの主役は誰? ーーーーーーーーーー 子供のカラテで目覚めた魂 ーーーパラスポーツを中心に様々なスポーツ指導されている樋口さんが、…

【格闘技・武道と法的根拠 弁護士・加藤英男先生】

【格闘技・武道と法的根拠 弁護士・加藤英男先生】 格闘技・武道は「危険」であるけど「楽しい」し「生きる力」にもなるし「人生の型」でもある素晴らしい競技です。しかし指導者・運営側に回ったら、そもそも「格闘技自体が危険であること」を出発点にして…

格闘技の運動学  ~視機能と運動3 中心視、周辺視~

【中心視と周辺視、2つのシステム】 視覚情報を脳に伝え、運動のスタートとなる「眼」。眼の構造上、2つのシステムが機能しています。視線上とその周囲の狭いエリアを視るのを中心視(中心視で見える範囲を中心視野)、視線上とその周囲のエリアを外れた広…

格闘技の運動学  ~視機能と運動2 動く相手をどう捉える?~

【視点と打撃の威力の関係 キック編】 次はこれを蹴りで実験してみましょう。 A:ミットの当たる表面に視点を固定して蹴るパターン。 B:ミットを蹴りこんだ先に視点を置いて蹴るパターン。 パンチと同様に、AとBを比較した場合、Bのほうが伝わる力が大きい…

格闘技の運動学  ~視機能と運動1 ゴールの瞬間移動とは?~

格闘技の運動学 ~視機能と運動~ 【身体はどこから動く?】 格闘技の動きにおいて、身体は一体どこから動くでしょうか? パンチを出すとき、蹴りを出すとき、タックルに入るとき、いろんな部位が動きますが、最初に動くのはどこか、そこから格闘技の運動学…

格闘技医学 はじめに

人は、どんなときに「強くなりたい」と思うのでしょうか? いろんな答えがあると思いますが、「今の自分を超えたい」と思った時ではないかと、私は思います。自分のサイズで思いつく解決法では解決出来ないことがなんとなくわかっているから、今の自分のサイ…

格闘技・武道インフルエンザ予防と対策2020

戦う相手は、目に見えない。 【格闘技・武道のインフルエンザ予防と対策2020 試合会場編】 手洗い、うがいを励行する、マスクを着用する、予防接種を受ける、といった基本的予防策はもちろん、試合会場特有の事情を考慮した対策が必要です。特にハイリスクな…